試飲会で見つけてきました(第二弾)
これはいい(南西地方編)!!!
先週もご案内した試飲会シリーズ、今週も張り切ってご案内させていただきます。
「ここ最近都内での試飲会もぼちぼちと再会してきていまして、感染に気を付けつつも参加を。で、珍しく二人して参加することが可能だったので、二人が満場一致で「美味い」となったワイン達を入荷しました。」
マイナーな南西地方。ボルドーよりも内陸で、スペインに近い産地。だからこそ、「これは!!!」なものが隠れているのです。
左:2021年
パシュラン デュ ヴィック ビル セック
“19.91”
~ドメーヌ・ラウゲ
お買い得価格➡¥2,280(税別)¥2,508(税込)
【地方:南西地方/パシュラン・デュ・ヴィック・ビル・セック/タイプ:白 品種:グロ マンサン50%、プティ マンサン50%】(輸入元:㈱稲葉)
若輩ものながら、このAOCのワインは初めて見ました。ちょっと調べてみると、赤ワインのマディランと同じ地域に属しているのだそうです。そして、「セック」のつかない甘口の方がフォアグラを合うとのことで有名なんだそうです。
で、このワインについてですが、若き生産者シルヴァンなんと、91年の10月生まれの31歳。果実味豊かで現代的スタイルでありながら、その土地の個性を尊重した独自のスタイル。「バランスの追求。そして忍耐強くあること」をモットーとしています。
輸入元さんより「繊細なアロマには白い花やレモンやグレープフルーツのような柑橘系の果実が感じられます。口に含むと豊かな果実味が広がります。フレッシュでジューシーな口当たり、非常にバランスのとれたワインです。ワイン名の「19.91」はシルヴァンの生まれ年を示しています。」
柑橘のようなさわやかさが心地よいクリアな白ワイン。イチオシはスモークサーモンのカルパッチョ(サラダも可)、秋鮭のホイル焼きですね。
右:2018年 マディラン マーティ
~ドメーヌ・ラウゲ
お買い得価格➡¥3,610(税別)¥3,971(税込)
【地方:マディラン/タイプ:赤 品種:タナ、カベルネ フラン】(輸入元:㈱稲葉)
マディランは南西地方でもカオールの次に有名なAOCになりますかね。主要品種はタナになります。古くはベネディクト派修道院が開拓したとされ、スペインの聖地サンティアゴ巡礼の経由地だったことから、中世の時代巡礼者たちの間で評判が高かったそうです。
輸入元さんより「「マーティ」と呼ばれる単一区画からのワインです。チェリーやプラムなどの熟した果実のコンポートのアロマにほどよいスパイスのアロマが混ざります。たっぷりと豊かな口当たり、素晴らしく熟した果実味とシルクのようになめらかなタンニンが感じられます。樽熟成によるローストの香ばしいフレイバーは豊かで熟した果実味と見事に調和しています。余韻に感じる豊かな果実の風味がいつまでも長く続きます。」
濃さもあるのですが、重すぎない。お肉料理でもソースがしっかりしてるもの、または四川料理のような辛美味なものもいいですよ。