8月の週末
スペシャル有料ワインリスト
❝第19回 8/15(土)~8/16(日)❞
①2013年
ブリュット プルミエ・クリュ キュヴェ・ヴィンテージ
〈アラン・ベルナール〉
{シャンパーニュ/白/
品種:シャルドネ50%、ピノ・ノワール50%/
小売価格¥8,000(外税)
<今回の仕入先輸入元 ㈱オルヴォーさん>}
◇glass(90ml)➡¥1,000(外税) <限定7杯 >
【Alain Bernard】※㈱オルヴォーさんより抜粋
アラン・ベルナールは1912年に設立されたディジーを本拠地とするレコルタン・マニピュラン(葡萄栽培農家兼醸造業者)の生産者です。現在では、父アランが指揮をとり、息子のブノワが営業を担う家族経営の会社です。彼らは元々はドン・ペリニヨンのような大手メゾンに葡萄を供給していました。メゾンの偉大な創設者であるアランの父アルチュールは同じディジーにあるメゾン、ガストン・シケで働いていました。彼はシケ氏にカーヴの一角を借りうけて、自分のワイン造っていました。連休となったある週末、彼は息子アランとともに、すべて手作業で、エレベーターなどを使うこともなく手押し車で何度も土砂を掘り運んだ末、地下に自分のカーヴを掘って造りあげたのです。
ワインへの情熱、それはメゾンでのサーヴィスや試飲の才能を身につけることはもちろん、葡萄樹に対して徹底して世話を焼くことです。すなわちそれが、素晴らしいワインを造ることなのです。
醸造やカーヴでの仕事はもちろん重要です。しかし畑での仕事がもっとも大きな部分を占めると考えています。
彼らは科学的な除草剤を一切使いません。そのため畑には雑草が生い茂っていますが、すべて畑を耕して除草剤を使わずに雑草を刈り取っています。
②2017年
モレ・サン・ドニ
〈ドメーヌ・
ジェラール・ペラゾー〉
{ブルゴーニュ/赤/品種:ピノ・ノワール/
小売価格¥8,500(外税)
<今回の仕入先輸入元 ㈱ラフィネさん>}
◇glass(90ml)
➡¥1,100(外税)
<限定7杯 >
【Domaine Gerard
Peirazeau 】※㈱ラフィネさんより抜粋
モレ・サン・ドニの名家、かのグロフィエ家の一員であるローラン・ペラゾー氏が、100年以上に渡り代々受け継がれてきた綺羅星の如き畑を守りながら切り盛りする、家族経営のドメーヌです。ローランの祖母は「ドメーヌ・グロフィエ」の三代目である大御所 ロベール・グロフィエ氏の妹で、兄妹ともにそれぞれが優良畑を相続し、その祖母が相続した畑が当ドメーヌに引き継がれています。また、ローランの妻はかのフィリップ・シャルロパン氏の娘で、正に銘家一門の揃うサラブレッド・ドメーヌと言えるでしょう。その源となるグロフィエ家は、19世紀にフレデリック・グロフィエ氏によって創業され、1933年に二代目のジュール・グロフィエ氏が優良畑を購入し、銘ドメーヌとしての基礎を築きました。前述のように畑はそれぞれ三代目のロベール・グロフィエ氏と、その妹であるベルナデットに相続されましたが、ベルナデットも生涯栽培家として献身しました。その息子が当ドメーヌの当主ジェラール・ペラゾー氏で、彼は母からドメーヌを受け継いだのちに、ドメーヌの名を自身の名「ジェラール・ペラゾー」に改名し、長らくドメーヌの舵を取ってきました。現在はその息子のローランがほとんどの業務を担っていますが、彼は代々大切に受け継がれてきた素晴らしいテロワールという家宝を守っていくことを使命として従事しています。